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みずほ証券・投資銀行部門【強み・年収・難易度】

〇日系投資銀行を知る
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みずほ証券はみずほフィナンシャルグループの総合証券会社であり、銀行系証券会社です。

この記事では、みずほ証券の投資銀行部門(IBD)について解説していきます。

みずほフィナンシャルグループの特徴

みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は、みずほ銀行みずほ信託銀行みずほ証券などを傘下に持つ金融持株会社です。

みずほ銀行は、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が合併して誕生しており、みずほFGが持つ顧客基盤は、三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)を凌ぐほどの規模となっています。

経営戦略に「One Mizuho」を掲げており、銀行・信託・証券の一体運営を早くから行っています。

みずほFG傘下の有力な子会社は以下の通りです。

  • みずほ銀行
  • みずほ信託銀行
  • アセットマネジメントOne
  • UCカード
  • みずほリサーチ&テクノロジーズ

  

みずほ証券・投資銀行部門(IBD)の強み

・安定した顧客基盤に裏打ちされた案件数

3つの銀行が合併して誕生した歴史的経緯もあり、みずほが持つ顧客基盤は極めて安定的です。

「One Miuzuho」のスローガンの下、銀行・信託・証券が一体となって顧客を囲い込んでおり、投資銀行部門における案件数の多さは圧倒的です。

案件規模の大小にはこだわらずに、案件数をこなして経験を積み重ねていきたい人に適した環境と言えます。

・DCM(デットキャピタルマーケット)の実績は他社を圧倒

顧客基盤の厚さはDCMビジネスにも好影響をもたらしています。

社債引受けにおいて、みずほはほぼ毎年1位を獲得しています。

デットキャピタルマーケットの分野は、銀行系証券であることを活かしたみずほ証券の強みです。

・北米では早くから投資銀行業務に注力

投資銀行業務の海外展開は多くの日系証券にとって課題ですが、みずほ証券ではかなり早い段階から投資銀行業務を北米で展開しています。

2015年にはRBSの北米における投資銀行業務を買収しており、他社に先駆けて北米事業はテコ入れをしています。若手にとって、海外で働くチャンスも多いです。

 

みずほは2023年、米M&A助言会社のグリーンヒルを買収しました。

みずほの米国における事業戦略は以下の記事で解説してますので参考にしてください。

みずほ証券・IBDの年収・給料・激務度

新卒時点での年収は相応の水準にとどまるようですが、入社5年目をめどに「特別職務給」が支給されるようになると、業界の中で比べてもまずまずの水準となるようです。

業界の中でも飛びぬけてよいというところまではいきませんが、まずまずの水準のようです。

銀行系の証券会社であることもあり、投資銀行ではあるものの、そこまでの激しいカルチャーではないようです。そこまでの激務が求められるわけではないことを勘案すると、バランスの取れた待遇という声が多くなっています。

みずほ証券の難易度

東洋経済の「入社が難しい有名企業」ランキング200社によると、みずほFGの難易度は以下の通りです。

注:みずほ証券のランキングではありません

・ランキング:92位/200社

・入社難易度:60.5

豊富な成長機会が見込まれるみずほ証券は、投資銀行業務を志す人にとって相応の難易度であると言えます。

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