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大和証券・投資銀行部門【強み・年収・難易度】

〇投資銀行の基礎知識
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大和証券は日本の大手総合証券の一角を占める証券会社です。

この記事では大和証券の投資銀行部門(IBD)について解説していきます。

大和証券グループの特徴

大和証券グループは1902年に創業された歴史のある金融グループです。

大和証券を中核としながら、持株会社である大和証券グループ本社の傘下に有力なグループ会社を有しています。

主な有力子会社は以下の通りです。

  • 大和アセットマネジメント
  • 大和総研
  • 三井住友DSアセットマネジメント
  • 大和ネクスト銀行
  • 大和インベストマネジメント

  

各事業はおおまかに4つの部門で構成されています。

  • 資産管理型ビジネスの確立を目指すリテール部門
  • グローバル・マーケッツとグローバル・インベストメント・バンキングで構成されるホールセール部門
  • 有価証券や不動産の資産運用を行うアセットマネジメント部門
  • 再生可能エネルギーやインフラ投資に注力する投資部門

投資銀行部門(IBD)は、ホールセール部門に属します。

また、今でこそ当たり前となったSDGs/ESGですが、大和証券グループでは古くから力を入れています。

2030Visionでは”貯蓄からSDGs”を掲げており、証券ビジネスを通じて社会課題を解決するファイナンス推進を強化しています。

大和証券IBDの強み

大和証券のグローバル・インベストメント・バンキングの強みは、M&Aです。

投資銀行ビジネスの純営業収益の半分以上を安定的にM&Aで稼いでいます。

大和証券ではグローバルにM&Aネットワークを強化しており、ミッドキャップM&Aに注力する会社では、米国・欧州・アジア/オセアニア・日本の4極ネットワークを拡充しています。

ミッドキャップM&Aとは?
  • ミッドキャップM&Aとは、一般にディールサイズがUS$1,000mm未満の案件を指します。
  • ラージキャップM&Aは、US$1,000mm以上となります。

加えて、PO・IPOリーグテーブルでも上位を堅持しています。

ソーシング力、人材力、ネットワーク力、案件執行力を強化すべく、外部VCとの連携やIPO人材の拡充に努めており、IPOプラットフォームを進化させています。

国内外の幅広い分野でM&Aニーズは拡大中であり、ビジネスチャンスはまだまだポテンシャルは大きそうです。

大和証券IBDの年収・給料・激務度

大和証券・投資銀行部門では30歳前後には1,000万円前後に到達する模様です。

また福利厚生は充実しているようであり、社員の出入りが激しい投資銀行業界において比較的、人の定着が安定している印象があります。

投資銀行ビジネスは一般に激務ですが、比較的ワークライフバランスはとりやすいと言えます。

大和証券の難易度

東洋経済の「入社が難しい有名企業」ランキング200社によると、大和証券の難易度は以下の通りです。

・ランキング:39位/200社

・入社難易度:61.9

給与などの待遇面と自己成長の機会が多いバランスの取れた職場環境が期待されることから、入社難易度は相応に高いです。

  

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