【就職・転職】投資銀行で有利な資格

〇投資銀行の基礎知識

投資銀行の業務は高い専門性が求められる仕事です。専門性があることをアピールするのに有利な資格がいくつか存在します。ここでは投資銀行で働くのに有利な資格を説明します

弁護士

法律に関する高い専門知識は必要不可欠であり、特にクロスボーダーの案件を行う場合には、日本の法律に加えて、相手国の法律の知識が必要となります。外部の弁護士事務所に依頼することも多いですが、インハウス・ローヤーとして活躍する方も多くいます

インハウス・ローヤーとは弁護士事務所ではなく企業等に所属して働く弁護士のことです。米系の投資銀行では米国法の弁護士資格を保持する人が多く、アメリカでは日本と異なり、活動をする州ごとに弁護士資格を取得する必要がありますが、ニューヨーク州で弁護士登録をしている人と働く機会が多かったです

そのほか、英国法、日本法の弁護士資格は投資銀行で働くには有利な資格と言えます

コモンロー(Common Law)とシビルロー(Civil Law)のように大きく異なる法体系がありますが、日本と相手国の法制度の違いを乗り越えて案件を進めていく粘り強さがインベストメントバンカーには求められます

公認会計士

会計に精通することはIBDで働くには必須であり、特にM&Aを仕事にするには必要となる知識です。公認会計士でないとできないことは外部の会計士にお願いすればよいですが、公認会計士としての知識や実務経験は投資銀行で働くにはかなり役立ちます

最近では日系企業によるクロスボーダーのM&Aが増えているので、国際税務に精通しているとかなりの強みになるでしょう

日本の公認会計士でも米国のUSCPAであってもかなり評価されます

証券アナリスト

証券アナリストはCFA(Chartered Financial Analyst)とも呼ばれ、日本でも米国でも評価の高い資格です。特に資産運用部門やリサーチ部門で評価されます

日本の証券アナリストは3つの科目で1次試験が行われます

  1. ①証券分析とポートフォリオ・マネジメント
  2. ②財務分析、③コーポレート・ファイナンス
  3. ④市場と経済の分析、⑤数量分析と確率・統計、⑥職業倫理・行為基準

市場で取引される有価証券を分析するのに必要となる基礎知識が網羅的にカバーされており、証券アナリストを保持していることは非常に有利です

MBA(経営学修士)

海外あるいは日本のMBAを卒業するのも一定の評価を得られます。特に金融業界が未経験の場合に、1年間あるいは2年間の間、海外の学生ともまれて過ごす経験は非常にいい経験になると思います

大学院で修士号を取得することになりますが、実際は職業訓練校に近いイメージで私は捉えてます。米系の投資銀行に入りたい場合には米国のビジネススクールに行くことが近道でしょう

まとめ

弁護士や会計士は保持していると投資銀行部門(IBD)で働くのに有利ですが、IBDに入社するのに必ずしもこれらの資格が必須というわけではありません。外部の弁護士、会計士とは案件で一緒に働く機会が多く、これらの専門家をうまく使いこなし、プロジェクトの成功を達成することがインベスメント・バンカーには求められます

証券アナリストはマーケット部門では入社するのに有利に働くでしょう。未経験の場合に入社後に必要となる知識を備えていることの一定の証明であり、やる気があることも示せると思います

MBAについては私は一定程度の社会人経験を積んでからMBAに行くのがよいと思います。MBAは職業訓練校であり、実務経験をある程度積んでからMBAに行くほうが効果が高いと思うからです

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